2008年8月31日(日)

しらぬまにあい方の文章がならんでると、改めて感銘をうけるのが、独特のいみのわからなさで、そこがあい方のそんけいにあたいする部分でもある。言葉でうまくものごとを注釈してもそれは実はたいしたことじゃないしあまり面白くもないってのがジンセイの本とうのところだろう、と、きっと彼女は語っているのである。「まちぶせ」を口ずさんでいるが。

そうかとおもうと、今日帰って来たらユウミンの大傑作アルバム「時のないホテル」をかけていて、もうそこの言葉は信じられないくらいのレヴェルで、 “時は川 きのうは岸辺 人はみなゴンドラに乗り いつか離れて 想い出に手をふるの” 二人感涙。

2008年8月28日(木)

朝起きたら、蚊取り線香の灰がポトポト愉快に落ちてた。そうだ、夕べの記憶。
夫がガサゴソ自分の仕事場を作っていた時、「本についた虫も、蚊取り線香でやっつけられるかな?」と言っていたのだっけ。 たぶん、本の虫には効かないんじゃないかなぁ・・・と思っていたのだけど、伝える気力もないほどに眠かったので(というか、9割は寝てた)、 「そうかもしれないね」と答えたのかもしれない。(答えていないかもしれない。)他にも何か話したそうなのだけど、何も教えてくれません ・・・それで、効いたのかなあ、虫には。
それで、気になったので、調べてみました。 読む限り、効いてないようです・・・。

ランチにいけばな友達とタイ料理屋さんへ。そろそろ家ランチに飽きていたので、とてもありがたい。住んでる街で 友人が働いているって、初めて!気軽にランチタイムに会えるなんて!(話が尽きず、タイムオーバーしちゃいましたが・・・。)
住んでる街に、知り合いがいること自体、とても久しぶりで、ちょっとドキドキします。

2008年8月26日(火)

以前習っていたフランス語教室のお友達が、実家の山梨に戻って弟とカフェを出すと言ってきた。 いよいよ、戻るのかぁ・・・。と切ない気分だったけれど、山梨なら遠くはないし、店を出すなんて素敵なこと。しかも来月から3ヶ月間渡仏してくると。 Webサイトを作ってほしいと依頼も受け、今後も彼女の活躍が見られそうで嬉しい限りです。
今夜は、さらに別の友達もいたので話が盛り上がりすぎ・・・気づけば17:30には店に入ったはずなのに、店を出たのは23:10。 「電車、予約しなくて大丈夫?」と言われ軽くショック。つくばは新幹線、通ってません。

2008年8月21日(木)

引っ越しをしてもうすぐ1週間が経ちます。 しかし、まだまだ片付かないし、蝉はミンミン騒がしいし、ここは雷が異常に鳴るし、昨日は地震にビックリしたけど、 何が必要なのか、何をどこに置くのかを考えるのは、いちいち楽しい。 それにしてもこの2週間ほど、前と現在の住まい+ひとり暮らししていた部屋の計3ヶ所の 片付けには、もう・・・くたびれました。夏に引っ越しはするものではないです。

2008年8月16日(土)

いよいよお引っ越しです。7年も住んだ部屋と街にさよなら。朝から引越屋さんが荷物をすばやく積み込んでいる様子を見て、やっぱりプロの仕事は違うなと感心している暇もなく、 慌しく片付けと、管理人さんに挨拶をして(涙まじりに!)、いざ新天地へ。 電車の中では、昨夜一睡もできなかったので、ぐったり・・。

2008年8月4日(月)

子どもの頃、雷はどちらかというと楽しむものでした。 昔は今よりずっと簡単に停電していて、しかも結構長時間で、そんな日は必ず母さんがほか弁を買ってきてくれて、 蝋燭の下、家族で食べるのが愉快だったし、 停電が終わっても、部屋の電気を消して雷を鑑賞して、キレイだなぁと思ってました。

しかし!今日は生まれて初めて「ひえぇーー、死ぬぅぅ・・・」と思いましたよ。 ゴロゴロゴロ・・・ドドド!!! ピカァーーーッ... ドゴーン!!! 「落ちた!」と思ったら、数分後、ピーポーピーポー。そして停電。 腰をぬかしかけ、大きな独り言を言ってる私に父からのメール。「雷こわいね 避雷針あるから大丈夫」。しばらくしたら、灯りがついた。

なぁ〜んだと思って、安心してお風呂に入ろうと思ったら、水・・・(泣)。 さっきの停電で給湯器がoffになっちゃったんだった。もお!

2008年8月3日(日)

英国くんだりの会議に遠路はるばる。ひこうきに最後の客として乗り込むなどの気の抜けぶりであったがなんとか。会議は学術的にはハイレベルでエキサイチングだけれど、極度に偏屈な世界でもありそんな毒気にもあたる。空いた時間はヘッセの「シッダールタ」を読みバランスをとる。バラモンの子シッダールタは放浪の末、川の渡し守になる。成田着陸後、妻とミッドタウンにて待ち合わせ、松岡正剛、浅葉克己両氏の対談イベントに時差ボケ直行。「痕跡抄」という冊子の中、アインシュタインの直筆論文の横に心敬の文章を配した粋な編集に「ぐっと来ました」といったら、松岡さん「アイン・シンケイなんですよ。」といって、書いてくれた。アイン・シンケイな研究をめざすのは、世知辛い御時勢には難しいけれど、良い時期に良い言葉をもらったとおもう。そんでそのうち川がすべて教えてくれるらしいよ!