2009年3月30日(月)

かわいい下駄がほしい・・・。と見ていたら、他の方の取り置きで横へいってしまった!
やっぱりいいものはすぐなくなっちゃうんだなぁ。。。と思ってもすぐ買う訳にもいかないし。 着物道はめくるめく世界。誘惑がいっぱいです。あっちにかかっていた、銘仙の羽織もかわいかったなぁ・・・。

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2009年3月29日(日)

どんなドタ仕事だって、ぜんぜん、楽しめるわけだ、だってまあ、それがジンセイをやるというものだから。ただし、そのほかに、あれとこれとそれと、あとあのあれとか、そういうのがなければ!

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2009年3月27日(金)

ちょっと前にニイガタにいったときに、ちょっとよい山の写真がとれたすごくひさしぶりに。 季節となにかそのたいろいろの、節目に。

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2009年3月26日(木)

7年越しの自分との誓いが、ようやく今日、1/4 位達成して自己満足。

2002年の冬、真っ赤な振袖を着た市川実日子嬢が表紙の「KIMONO道」に釘付けになり、いつか私も着物を。なんて 思った割に、一向に着付けの出来るオンナにはなれずにいましたが、ようやく本日下北の着縁さんでやっている着付教室に行きました。 なぜこんなに時間がかかったのか、自分でも 不思議な位。 周りにいくら着物が着れる人がいても、いつのまにか同期が銀座の老舗呉服屋の若旦那になっていても、 仕事で着物の取材をすることがあっても、 自分の中で「今だ!」と思わないと動けないものよね。
一昨年・去年の抱負にまでしたこの目標がようやく達成に1歩近づき、こうなるともう夢は膨らむ一方です♪

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2009年3月24日(火)

ベランダの鉢たちに水をやろうと出てみると、いつの間にやら冬枯れた藤袴の間から小さな芽が出ている。 植えた覚えの全くないモノも、しっかり芽吹いている。
ほったらかしの花壇を見下ろせば、ローズマリーの先端に小さな花がちろちろ、その根元にはクリスマスローズがわさわさ、 あの辺にはムスカリがもぞもぞ、カブと水菜は菜の花のような黄色い花をぐんぐん咲かしています。 ほっといてくれて結構よ、と言わんばかりに草花が楽しそうです。

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花壇

2009年3月23日(月)

春。
大風がふいて、ひこうきもひっくりかえったりしている。

昨日などは、スーパーの駐車場で、車からおりようとしているおば様の顔が外に出たその瞬間に帽子が劇的にぴゅーと飛んだのだった。

カミナリ様だって大事な商売道具の太鼓を落っことしてしまうくらいだから、
俺などが財布など落としたって、そんなに大したことじゃないということだ。

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2009年3月17日(火)

小難しい文章を書く相方ようさんですが、時々こまったドジをします。 おとといは大事な財布を落としてしまって、びっくりです。 それでも運よく見つかったので、今日は静まり返った夕刻の上野公園のUFOでも現れそうな空を見上げながら都美術へ。 無事に戻ってきた財布に一安心しました。
それにしても、名は体をあらわすというけど、文章は体をあらわさないのでしょうか。 日曜の日記には、顔面蒼白な様子は微塵もありません!

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2009年3月16日(月)

ひそかに企画している新しいWEBサイトのために、浅草の粉花さん を取材させてもらってきました。 パンを作ったことなんて、園児の時に1回、ホームベーカリーでちゃちゃっと5回程度。むろん天然酵母なんて見たことも触ったことも味わったこともない。 それがこんなに簡単に作れるんだー!と感動しつつ、取材してるんだかおしゃべりしてるんだか、訳がわからないほど話し込んでしまった。

その後訪れたのは、Backe 晶子さんが上野に先月オープンさせた「Backe 分室」。外観と中のギャップを十分に堪能。 教室が開かれているときはさぞかしにぎやかなんだろなぁと想像しつつ、これから作るサイトのイメージを膨らませております。

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2009年3月15日(日)

トーキョー・上野アーツ&クラフツ展。
自分が感心するクラフトの運動、特に民藝運動のよさは芸術学が大乗仏教によってゆくような理論のよさにあって、 それはその当時の趣味のモノをいくらか並べたときにうける印象とはだいぶ異なる。モリスの柄や浜ショウの皿は、 それぞれ好きだけれど、理論とはそこまで関連がない。当時の理論はいまだにばっちり有効とおもうけれど、 いくら当時のモノで部屋を再現しても、それはへたするとただの悪趣味であり、 またそれらが「民衆のクラフツ」か「民藝」を代表する様式だぜというなんかとても矛盾した理屈を通されているようで、 展覧会全体の趣旨から何か新鮮な印象を得たとはいえなかった。けれども個々のモノは悪趣味だろうがなんだろうが良い。 一番、カミナリさまが太鼓を海に落っことしたのをとろうとしている大津絵にものすごく感心してかなりのよいイメージを 貰えたので大満足。そうこうしてかえってきて思うに、いまの閉ソクご時勢に世界に一つだけの花的暮らし系的民藝的気分が 取り上げられるのはすなおにわかるけれど、やれ神武だイザナギだとえらい派手な景気の折にこのような地味系思想をぶち上 げ実践してこんだけ広まったってことは、ちょっと想像できないくらいのすごいことで、またそれともたいがいのヒトの好み は大体いつもアーツアンドクラフツ的なものなのか、などと、いろいろ考えさせられた、思えばお得な展覧会なのでした。

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2009年3月14日(土)

千駄ヶ谷Style Hug Gallery というところ、 konotami富井さんの個展にでむくと、 富井さんはよくものをつくっているようで、お皿のウラまで、しっかりきれいであったのです。 こんどがっつり飲むよとはなす。会場で佐原からきたヤクザに似ている兄貴(ニックネエム)にも 偶然どんぴしゃであって、一緒に天麩羅など食す。その後21_21でウツワ展。 何故今ここで、ルーシー・リーなのかというのに興味を持ったのだけど、けっきょく展示からは答えが見えなかった。 しかし、それには昨今数多くのルーシー度高いおされうつわの見なれがあるわけで、 本モノをみなれさせるくらいのルーシーさんのすごい魅力の影響、いや、というか、いいものはいいととに かくばくはつ的にとりいれること、そりやあ参照だ真似だのともいいますが、大局的にはそういうのもみんなすばらしいよい ことなんだろうなあということが感じられて、よかったのです。

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2009年3月12日(木)

サディスティック・ミカ・バンドの「アリエヌ共和国」という一番好きな曲を聞く夜更けの車中、

「ジルバを踊る星くずと/目配せ三日月薄化粧」

って、こんな超かっこいいステキフレーズにはなかなかであえません。


そんなうちゅうの下にすこし早目に咲く彼岸桜の一種生け。

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いけばな 桜一種 生花

2009年3月11日(水)

カーテンの次は、ウイキョウの花透かし。黄色いぽちぽちがたくさん咲く、軽やかな花です。
色を忘れてみると、秋の曼珠沙華のような気分がある。 どこか不思議に別次元に迷いそうな。

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ウイキョウ

2009年3月8日(日)

数ヶ月かけて探しても、これを買おう!と心から思うカーテンはなかなか見つからなくて、 部屋はいつまでたっても、中途半端。 諦め半分で、その日も店の片隅でカタログをパラパラしていたら、 目に飛び込んだ5cm四方の小さな花柄のパターン、けっこう大きな柄だし、色も朱色だし、こういうカーテンを選ぶ人は多くないんだろうなとは思ったけれど、 トボたちはこんな陽気で個性的なカーテンが気に入りました。

今朝、寝ぼけ眼で居間にいくと、昨日部屋にかけたカーテンが朝日をうけていました。
白い花が浮かび上がって、とてもきれい。

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花柄 カーテン

2009年3月5日(木)

お江戸 日本橋の橋は、昼でも夜でも、いつ通ってもぐっとくる。
あの装飾的な柱と麒麟と獅子。 かっこいいなぁ〜!と見上げていたら、あれ?左右の獅子が阿吽の狛犬みたいに口をつぐんるのと、開いているのがいます。 しかも、鞠を持たずに変なマーク持ってる。
これはタモリ倶楽部のマークに似てるけど、きっと何かの意味があるなと思ってしらべてみたら、東京の紋章でした。 日本の道路の起点は和洋折衷で奇想天外。あぁいう不思議な動物たちが東京の街を守ってるんですね。

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日本橋

2009年3月3日(火)

森ガールかシンプルな暮らしか古民家カフェか民藝インテリアか北欧スローライフもよいけど、ザッシはもっと遥か先をいって欲しいのである。
少しすすめて、「熊野ガール」。
・白い感じの装束がすき。
・ナチュラル系に見えるけれど、すごく癖のあるパッション
・民俗学系の文献も好き
・全然ファッションはすきじゃない
・ボルドー・深緑、紺、茶色など深い色合いの仏画がすき
・短いネイルの方が落ち着く(山歩きには)
・ラヴェルのボレロはなんだかんだいっても神の域(義太夫も好き)
・皮製の太鼓を叩きたい
・金の密教法具がすき
・太古のものに魅力を感じる
・動物モチーフの神話すき
・レトロな花柄は好き
・靴は基本ぺたんこ(地下足袋)
・友達に『高野山にいきたいね』といって断わられたことがある    etc...

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2009年3月2日(月)

本屋さんに行ったら、見慣れない文字が目に飛び込んだ。「森ガール」。(え、みんな知ってるの?)
とりたてて、自分のファッションなんて考えたこともなかったけれど、定義をみると自分と合う点が多くてびっくりした。

*ゆるい感じのワンピースがすき
*ナチュラル系にみえるけど、すこしクセのあるファッション
*民族系の服装もすき
*Aラインがでる服装をする
*スモッグのようなワンピースやブラウスがすき
*全身甘々ファッションはすきじゃない
*ボルドー・深緑・紺・茶色など、深い色合いがすき
*短いネイルのほうが落ち着く
*ポンチョやボレロがすき
*革製のバックをもちたい
*銀より金の小物がすき
*古いものに魅力を感じる
*動物モチーフすき
*レトロな花柄すき
*靴は基本ぺたんこ
*友達に『森にいそうだね』といわれたことがある    etc...

うむ。似合っているかは別として。恥ずかしくなる位、一致している。
「森ガール」なんて言葉を聞く前から、自分は森が大好きだ。 なぜか牛のいる森の中で育ったし、幼稚園で「いけ組」でもなく、「うみ組」でもなく、「もり組」だったのが自慢だ。 上履きはもちろん、緑色のラインが入っていた。森の話題なら事欠かない。
枠にハマルことは好かないので、「なんだかなぁ」と考えてしまうけれど、仕方ない。自分という生き物が属してもおかしくない単語に 出会った妙な感動を1人本屋で味わっていた。がしかし、よく見ると唯一あてはまらない言葉があった・・・。
「20代前半の文化系女子の生態を表す言葉」。 しょんぼり。

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2009年3月1日(日)

大した寒さを感じないまま、もう3月です。明後日はひな祭り。桃を生ける季節です。

小枝を2、3、ちょこちょこっと適当に生けるだけのつもりだったのに、生け始めるとあれこれ考えて、 横からもあーだこーだ口出しされ、しまいには川瀬さんと比べられ、大いに困る。 まだ3月だっていうのに、うちのセンセイは五月蝿いです。

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いけばな 桃