2009年4月24日(金)

"かきつばた"という花をいけるのは、すごく難しいのですが、いつも真剣に入り込める、一番好きな花です。でもべつだんかきつばたの花じたいがすきなわけではない。かきつばた一輪をさしてもべつにそんなにいいもんでもないし、アレンジメントや自由花(フリースタイル)としても使いにくい。しかしかきつばたは生花(しょうか)という伝統的な形式にとんでもなくはまります。生花にいけるか、もしくは群生しているのを眺めるか、という花とおもいます。自分は花そのものより、花の関係とか形式に、もしくはもうすこしひろくみて、生けられた花ということ、などに惹かれますので、「かきつばたの生花」を好みます。

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かきつばた

2009年4月22日(水)

夜の宿舎でばたこらばたこらと、どうもナワトビしている女子が、いるようです
それが日をおうごとにうまくなっている
自分もナワトビは得意な方ですが
ナワトビとはなんか面白い響きであって
ドイツの田舎のまちに住んでいた友達が
やることがないから週末は公園でナワトビしてたとか
そういうはなしがすきなので
かつては陸の孤島といわれたこの地の見知らぬ女子のナワトビにも
結構好感を持ってます。

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2009年4月20日(月)

 普段くじとかにはほとんどあたらないのが、写真家大谷さんの結婚式の二次会では、小スピーチをしなければいけない権があたり、その後また、プレゼントの一等賞があたった。じつはそれはほんきで当てにいったからなのだ。一等は額装のプリント写真。

 茨城の北のほうのなんもない村のゆうがたに、ちかくのコーヒー店で開催されていた大谷さんの個展に立ち寄って、こんなところでもこんな写真がみれるんだ、と元気付けられたおもひでがあって、一等賞は、その日の空のようなきれいな色のプリント、こんなアワい空景を一等に持ってくるところが、とてもとても良い、心にうれしいプレゼントです。

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2009年4月19日(日)

紫蘭を、月末の花展でいけることにしました。トボの小さな花壇にじゃんじゃん咲いてくれる 実は丈夫なヤツなので、安心。あまりに次々咲くので、ありがたみがなくなるほどだけど、一輪、二輪、さらりといけると、 楚々とした趣の美しい花です。 できるだけ、花は買わずに、身近なものを楽しみたい派にはこの時期ぴったりです。

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2009年4月16日(木)

すっかり春ぅ〜な陽気に自宅周辺の木々はいっきに芽吹いています。 ホーォ・・・ホケキョ!と知ってる鳥も、チチチッと名前の知らない鳥たちも、楽しそうに歌っています。

最近のトボは紙モノのデザイン制作をいくつかさせていただきまして、そろそろ『トボの作品』ページを整理してお仕事紹介 しようと思いつつ、あれこれしている間に「今日も手を付けられなかった・・・」という毎日です。 閑古鳥ってカッコウらしいけど、あの鳥には啼かないでもらっていいや。

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2009年4月11日(土)

春の空気、岩間のふるい分校で、花いけの会の第二回目です。
大きな空と山の下の、不思議ととてもよい力を感じる土地です。

花いけの会は、ここを拠点にとするスチさんの新作の花器に、それぞれの季節に咲く分校の校庭の花を、校舎のどこかにいけて、つながりのある写真家大谷さんに撮影してもらうという、「場」を勉強するなかなか素敵な会です。

昼過ぎにスチさんが、さび鉄で幾何学的形態の、じつにトボ好みの器を抱えてきてくれました。この世に初登場の感じの大きな鉄が、目の前に置かれます。これはたまりません。校庭に満開の大きな桜の大枝をひとつ切らしていただいて、水際を菜の花三本でしめて花はすぐ完成、大谷さんのプロの写真仕事にすてきな婚約者さん含め皆でおおーとうなって、本日はつつがなく終了。

この会、暮らし系みたいなものの先にあるであろう場系、もしくは縁の科学、みたいなところにつながっていればよいと、心の中でちょっとおもうのでした。

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花いけの会

2009年4月8日(水)

先月、笠間のカフェギャラリー「かしゃま文化会館」のカードを作らせていただいきました。企画はatelier365°、イラストは アビルマリさんが描き、文字はかしゃまの駅長(オーナー)けーこさんが書いてくださったのを、トボが表裏のデザインです。 みんなの合作っていうのが、かしゃまらしいと思います。あったかほんわか空気のかしゃまに出合う人が増えるといいなー♪

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かしゃま文化会館カード

2009年4月4日(土)

“そもそも「有名」というのが虚業であって、「無名」のほうが本来の実業なんだということだ。(松岡正剛,千夜千冊,2009/04/02)”ってすごくいい。うーん、すごくいいとおもいながら佐渡島へ行きました。

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佐渡

2009年4月2日(木)

毎年エイプリルフールには、どんな嘘をつこうかと前日くらいからワクワクするのだけど、いよいよ昨日は考えすぎて、嘘がつけなかった。 笑いのセンスというものがさっぱりわからないまま4月1日を楽しんでいた昔には戻れない。。

佐々倉文さん作の、背中に小さな羽根が生えてた蛙は、ずーっと遠い空を見つめています。羽を得て、「蛙」でなくなった 『蛙』は満を持して天高く飛ぶのです。笑いのセンスはさておき、その先をどう進むのか、よーぐ考えないと。

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佐々倉文