矢野顕子がわが街で歌う、ということで3ヶ月前から楽しみにしていた今日のコンサート、あー・・・・ほんと良かった。
生「ひとつだけ」、涙こらえるのに必死。すばらしい夏の終わりになりました。
それにしても、隣に座っていた相方が子供みたいに両手おっきく広げて拍手してて、
せっかくの感動が笑いで飛んでいっちゃいそうでした。そんな叩かないでも聞こえるよ・・・。よっぽどうれしかったんだね。
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富士山に登ってくることにした。
富士山は、重要な砦、とんでもなく高い、とてもおそろしい、場所。
日ごろなんとなくなんでもふつうの郊外の生活では、感動なぞ極端に少ないところ、山では、凡人の感動などは軽くぶち抜いて、超常現象級の、圧倒的に信頼するしかない、いえめっそうもない、信頼させていただきたい、ことがらをびりびりと感じます。山がいいってのは、そんな自然のおそろしく分厚い「底」の存在感をよろこぶのであって、物理的な高さとか、眺望だとか、やれ制覇というようなカガク的なことがらはむしろおまけかもしれません。
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笠間の老舗久野陶園さんの広大な裏山で、第三回花いけの会をしました。
今回は須知さんの5.5mの巨大な新作の器をみなで立てるところから始めます。友さんがお神酒で、場所を清めます。大きな作品はしずかに存在感があり、これを竹林の中にたてまつること自体がもうすでに気持ちのよいいけばなです。花は白い百合と、竹林からいただいた葉をすこし。静かな竹の緑の空間に涼しげに浮かびます。われわれなりの、お盆の、お墓参りのつもりでもありました。
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ワタシのいままでの経験のなかで、インパクトのあるフレーズ集@。
「伝達が最悪なんだよ!」 by 姉。
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アタマがワルくてウゴかないので、てきとうに手足で悪あがいています。
何かにあたる確率はほとんどないです、てきとうにやってるから。
日記の文章だってろくなのがかけない。
でもこういう悪あがきからしか面白いものがでないってのもあるかもしれないです。
計算された結果を出す秀才的なコトガラはどうせたいしておもしろくないんだ、と、本当は単にそうゆう能力がないからなのだろうが、とにかくそういう思想になるしかないときもあります。
下の写真は、本文とはまったく関係ない、この間訪れた鉄作家の須知さん・田山さんの工房の、何か生む空気感、とりいれたくて見ています。
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ワールドハピネスという適当な夏フェスに行きました、夢の島で。 堀込高樹さんの演奏する武満の名曲「どですかでん」のテーマ、相対性理論さんの「loveズッキュン」、YMOさんの演奏するビートルズ「hello, good bye」、そしておそろしく質のいい砂原良徳さんの音。「いけばなのような音楽」とは、技法的なことよりむしろ、こういう現象のことではないかな。似つかわしいロケンロールでなんとなく夏の場に妥協するより、場をキーンと新鮮にできること。それが場と協調したらさいこうだ。
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かぜかなんかで体の切れやら何やらどうも悪いので、強行して筑波山に一気に登って猛スピードでおりてたところ、体調がとても悪くなった、バカと何とかは山へ登るものだ。それでなんかねつとか39度とかでて、なんか熱中症とかかとおもって大学病院へ電話をかけたらそんなくだらないことはその辺のクリニックへいけと、いわれて、何だクリニックてとおもい、近くのクリニックを探してチャリでふらふらになっていったらあーカゼねと軽くあしらわれて、いや先生、カゼだか熱中症だかわからんから、冷やしたらいいか暖めたらいいかわからんから、わざわざ医者に聞いているのだと説明も、熱中症もあるのかもねー、って言われて、あ、そうですか、でもなんかすごい熱で大変なんだけれども、じゃあクスリ出してあげるから、と、『風邪をひいたら・・』とかいうこどもようプリント一枚もらってお引取り願われる。 仕方なくそのクスリをのんで、ひっくりかえっているとテレビではのりぴいがクスリでどうのと延々と、いやべつにどうでもいいじゃないのとおもわれました。 良薬口に苦し。特に本文と関係のない諺でした。
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今日は珍しいお客さまがやってきました。
まずはベランダのフジバカマになぜかヒヨドリの雛。どうやら飛ぶ練習中に落ちてきたみたい。母さん鳥が一度、 餌をやりにきたけれど、その後ニンゲンサマが怖いようで警戒していると、業を煮やした雛は、再び飛べないのに 別の場所に飛んでいったのでした。(正確には落っこちていったに近い。)うちに落ちてきた時も、飛ぶ練習というより、お腹が空きすぎて 我慢できずに巣を飛び出したのかもしれません。
次のお客さまは、天皇皇后両陛下でございます。 日の丸の小旗をパタパタ振ってお出迎え。 手を振り返してくださる姿が美しかったです。
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ドライの紫陽花を手づくりクッキーにあしらえる人はきっとロマンチックだろう。
大きなイチジクやクルミやチョコなんかを入れたパンが焼けたら、毎朝、毎おやつ、シアワセだろう。
とは思う。知ってるさ、知ってる!でも、なぜか「焼く」欲求が湧かないんだよなあ。
うちのホームベーカリーは重くて白いただの箱になってるし。わたしにはパンスイッチも
お菓子スイッチも、いまはないみたいね。
子どもが5人もいても、こんなお土産が作れる心の余裕を持っていたいものですな。
( t )