2009年9月27日(日)

今日は夢のようなお話です。
「ワシントン祭り」というお祭りに行きます。「居酒屋かずこ」わきの駐車場での「ガラクタ市」では、なんかいろんなものが売られていました。アビルマリさんの妖怪絵葉書「のっぺらぼう」やヒデコさんの古本「井上靖全詩集」、ダーテの「お風呂に浮かべるおもちゃ」などを購入。
それから、「S.セガール」のようなマスターのいるバア「スケアクロウ」へと繰り出して、大谷健二さんの写真展、バアにこんな写真があったとしたら、そういうバアにはとてもいきたくなるような写真がありました。そこで 彫刻家佐々倉文さんの作品「DEEP SWIMER」を購入。師匠に「ごみっぽくてイイネエ」と褒められたといいます。さらにそれをいかにもごみのような箱に入れて運んできて、「ガラクタ市」にだしていました。この新鮮なイメージには、かなりぐっときてしまいました。

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佐々倉文

2009年9月26日(土)

かしゃまで開催中のjohnnyxxxの個展で、画用紙にラフに描かれたピンクな豚さんの絵をいただいてきました。 相方は青いスカートを着た後姿の女子(といっても足とお尻のみ!)の絵を気に入ったらしく、ラフに描かれたわりにちょっとエロいし生々しいんだけど、こちらもお買い上げ。 手描きリボンの紙袋に入れてくれてうれしいです。ついでに個展とは全く関係なく、格安ギターも購入。 おかげで今、トボ家ではギター×ウクレレの猛特訓中です。

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かしゃま文化会館

2009年9月23日(火)

世界一好きな州は信州なので、いそがしくてなにもできなかったが巷は連休、最後に時間をつくって信州に強行したのです。このとにかく何でもかんでも信州という態度が最近では安易ではないかと相方に注意をうけます。天気はばっちり曇りで、前日の新聞には熊が出て大騒ぎとなったとあった乗鞍のバスターミナルは5mと先が見えません。山頂だかどうかもなんだかわかりませんが、ライチョウはちょこちょこでてきます。次の日も雲でぜんぜん見えない奥穂高のガスの中、涸沢の途中までとことこあるいたりつり橋をわたったり、まあ、妄想、瞑想、していたわけだ、二日間。とても、贅沢です。夕刻に白骨温泉に飛び込んで、えいやーとかえってきました。

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上高地

2009年9月22日(月)

おやまを背にしたちっさな蕎麦の花たちを見にいったら、そよそよ揺れる姿がさざ波のように美しかったです。 それから当然蕎麦が食べたくなって、ゐ田さんまでブーンと行きました。
ささやかなこともしれないけれど、住んでいる近くにこういう景色があるのはいいことです。

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蕎麦畑

2009年9月22日(月)

日ごろいわゆるオサレとちっとも関連ないトコにいる自分ですが、連休だということか無意味に浮き足立ち、 茨城県南の陸の孤島と称される都市のなかでオサレであるとされているとある音楽イベントにふらりとさそわれて自らすすんで安くないお金を払って足を踏み入れたのでした。 と、中は殊に高いオサレ生活系女子率で、音楽や雰囲気も、やはりオサレ生活雑誌的な世界でして、しかし本件はめずらしく自分で決定を下した入場であったものだから、出るに出られず、 ただ目を泳がせておりました、三時間強。 最後のほう敬愛するアンドレイタルコフスキイ氏の映像らしきものが音楽の背景に流れたような気がしておっとおもいましたが、 それよりも自分とは何だろう、どうして今ここにいるのだろうと、むづかしいテツガクを考えていなければならなかったために思考力が限界まで衰えましたので、それどころではなく、 外に出て夜の山の星を見たらきれいで、ほっとできたのですが、その後あーとかうーとか叫び、少し自信を持っていた自分の判断がいかに甘いかということが身にしみたので、よいお灸になった、高い授業料だったけどと、相方がいって、 へえと感服しておわり。

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2009年9月19日(土)

笠間の小川甚八さんの甚八窯を訪ねて、えらく長居しました。
薄く緊張感あるかたちにとんでもなく地味な灰柚がかかるステキに渋い器、われわれはかなり愛用しています。 「時間がかかっても、自分で歩いていけば、自分にしか見えないものが見えてくる。」一見軽やかな器とずしりと重みのあることばのコントラスト、かっこいいです。売れるとか、おしゃれとか、有名とか、恣意的でそもそも無意味な基準にいつまでこだわっていてもしょうがない。 こういうひとのよい器をつかえることは、心強いことです。

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小川甚八

2009年9月4日(金)

スペインの実験室にあこがれているのです。
狭い空間にヒトとマシンとが混沌とした、まったく優等生的・商業的でないボトムアップなオーラ。このところの実験装置を追加して、仕事場のレイアウトが、工場風というか、変わってきて、全体をみてニヤニヤとしている。重いものを動かしてるやつ、おそくまでデータをとる輩など、なにも儲からないのに動く、これがいい。 仕事が楽しい、なんていうのは大部分のヒトにとって至極当然のことでして、わざわざ何バイトも費やしてワアルドワイドウエブに上下するような文字列ではないですが、昨今はこれを了解しない御仁もいるようで、よくわかりませんが、われわれの感知するところではございません。動くことしか、ありません。

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2009年9月2日(水)

新しいサイトのために、コルリという青い鳥のキャラを描いてみました。山で出会ったらさぞかしシアワセな気分になるんだろうなぁ〜。でも、夏鳥らしいからなかなか出会えないだろうなぁ〜。

青い鳥に出会うといえば、小学3年生の頃、家の向かいの雑木林に、尾の長い青い鳥が2羽飛んできて、 あれは幸せの青い鳥だ!と必死に追いかけてみたっけ。 長年「あのキレイな鳥はなんて名だったのだろう?」と思っていたけど、最近になってようやく知った名前が 「オナガ」だった。うーむ。味気ない名前だこと。もうちょっとロマンチックな名前にならなかったのですか。 しかも、ギューイとかゲ−ィと鳴くようでオナガには申し訳ないけど、ちょっと残念。。。夢見ていた小さい私が懐かしい・・。

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コルリ

2009年9月1日(火)

今日から須知さんの個展が埼玉の珈琲&ギャラリー『温々』で開催されるということで、昨日花をしつらえてきました。 夕方から生け込み、その後大谷さんに撮影していただき、終わった頃にはみんなペコペコ。 静かに、力強く、構成された個展会場を眺めながら、みんなで大きなテーブルを囲んでいただいた夕飯は深い味わいでした。

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