2010年4月10日(土)

満開の桜はモコモコのひつじのようで可愛い。
世界一好きな花を眺められる慶びに、気がつけば3時間も散歩しちゃいました。

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桜

2010年4月6日(火)

身体の中にはいくつの時計がまわっているのでしょう?
針灸タイムにうとうとしていたら、身体のあちこちで突然、ぐるぐるぐるぐるぐるっ!!!とそれぞれが違うスピードで回り始めた気がしました。 東洋医学は摩訶不思議。入りにくい世界だと思っていたのですが、知らないって損ですね。帰る頃にはいつもぽわぽわ〜っといい気持ちです。

先月、法仁針灸院 阿部先生のWEBサイトを作らせていただきました。阿部先生の奥深い針灸の話題にいつも興味津々です。 法仁針灸院

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法仁針灸院

2010年4月4日(日)

北関東の春は、のんびり来るみたい。つくばの桜はまだ5分咲き。益子や笠間にいたってはまだ1分咲きってところです。 それでも、ウグイスは楽しげに鳴くし、筍もぐんぐん伸びています。

今日は笠間の窯元 久野陶園 でたけのこパーティー。 裏の竹林で採れたばかりの筍を大人15人くらいでいただきます。囲炉裏に皮ごと投げ入れてシンプルに焼いた筍は、甘くて美味しかったぁ! お腹が満たされたらギターをかき鳴らしてみんなで歌う、なんとものびのびとした、気持ちの良い会でした。

それにしても、竹林が美しく保たれるのも、筍を美味しく楽しくいただけたのもケイコさんたちが日々きちんと管理しているからだし、 人を受けいれるおっきな懐があるからでしょう。
トボも頭の中を掃除しながら、身体の時計を鈍らせずに、ぐんぐん伸びていきたいものです。

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久野陶園

2010年4月2日(金)

くたびれているときには、春はゆうがたがよい。

わが仕事場の立地条件ですこしはよいところは植物園がちかいことで、あんドーナツを買いに行ったついでに散歩に行くことができる。

いけばなをやっていながら、花そのものでいわゆる癒された!というようなことは多くないけど、幻惑されることはある。とくにまださむい春の夕方の浮いたような時間にたたずむむらさきのトサミツバツツジときいろのサンシュユとあおのすみれとしろの辛夷には。

植物園と言ってもただの野原のような趣であって、池もあり、人もおらず、へんなところにぽつりとベンチもあるから、ぼけっと雰囲気に囲まれていると、いろいろなことが腑に落ちてくる、よくわかってくる。何かが「わかる」というコトを、アタマのなかの神経がとある結合の状態になることだとすると、それは暗がりに灯る花の色やにおい、湿った空気の触覚やら鳥の羽音やらをとりあわせた五感の刺激の束から、まったく論理からでなく、実現できてもいいんだろう。とにかく、いろいろと論理でつめていってもすこしも解決しそうもないような気分が、やや解けたのは、きっとそういうことなんだろー。ぐろーばるだ競争だ金だと、おさるのような見方では、つまらないことが想像されるばかり。"科学はいまだに暗く われらに自殺と自棄のみをしか保証せぬ、(宮沢賢治、生徒諸君に寄せる)"とは言い過ぎとしても、こんなようではなんのためにやっているかわからないんだ。

植物園でなんかよいことがわかった気がしたけれど、りくつでわかったのでないので、文字には落とせない、これを春の夕方の、またはツツジの幻術といってもおなじこと。

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ツツジ